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2005 年08 月18 日

長浜

滋賀県は長浜にある鉄道資料館に行ってきました。
その昔、琵琶湖周辺の町は水運で栄えたとの事で、長浜はその中でも経済上主要な町だった様です。
現在は北陸線と東海道線の分岐、ならびに新幹線との連絡地点としては米原駅が拠点となっており、車両基地も米原駅から程近いところにあります。
ポイント



この明治時代から使われ続けたというポイントは、長浜駅で使われた後、米原駅に移されて昭和36年まで現役だったそうです。
現存する旧国鉄最古のポイントだそうで、鉄道記念物に指定されているそうです。
やえもん=1号機関車と同じ様に歴史的な記念物として扱われているという事ですね。

石碑



エントラントから正門を眺めると、ポイントを挟んで石碑がたくさん。
どれもトンネルが開通した時に作られたものだそうです。
明治の頃ですので、殆ど人力で掘っていたのでしょう。それはそれは尊いものだったに違いありません。
現在の北陸線は新しい線形となっているそうで、これらは昔使われていたトンネルの石碑なんだそうです。
その当時のトンネルは、現在自動車道として供用されているものもあるそうで、それらを探訪するのも面白そうです。


北陸線電化記念館という建物が、旧駅舎とは別に構造用集成材を使って小奇麗に整備されていました。
その中にはこんなものが。
D51-1




少し引くと
D51-2




この動輪に限らず、それぞれの部品に車番まできっちり刻印されています。
一つ一つの部品がかなりの重量物ですから、他車の部品を流用するなんてしないんでしょうね。
僕のキャトルとは大違い。(笑)

さらに引くと
D51-3




これ以上広角にも出来ず、建物のスペースも無かったので下が切れてしまいました。

電化というからには
ED70



交流電気機関車、ED70の1号機です。

電化の遅かった地方は、何故か交流電気を鉄道に使っているんですね。
本数の少ない路線は交流→直流の固定施設を作るより、車両側でコンバートした方が安上がりという理由だったみたいですが、直流区間からの乗り入れや車両の製造/維持管理コスト等を鑑みると、かえって高くつくんじゃあないでしょうか。

東西発電施設の周波数の違いといい、日本は電気に対する考え方にまとまりが無いように思います。
…ん?、公共整備事業全般に言えるかな?


さて、画像もまだある事ですし、続きを次回に持っていきましょう。
しかしキャトル、早く直らないかな…。('')

投稿者:やat 21 :50| お出かけ | コメント(0 ) | トラックバック(0 )

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